9月2日から4日にかけて宮城県大崎市鳴子温泉郷で行われた全国こけし祭り。もう62回目を迎えたそうです。
歴史あるお祭りなんですね。
このお祭りにはこけしコンクールもあり、木地処さとうからも誠孝さん、美喜子さん、英之さん、裕介さんがそれぞれ出品しました。
出品されたこけしは全部で278本だそうです!そのうち受賞したこけしは31本。なかなかに狭き門ですね~。
木地処さとうからは英之さんが「NHK仙台放送局長賞」を受賞しました!!
おめでとうございます \(*^▽^*)/
と、いうことで授賞式に行ってきました!
私たちが鳴子に到着したのはお祭り最終日の午後2時過ぎ。
こけしを見たい!買いたい!というこけしファンの方々は早い方だと数日前から並んでオープン待機しているそうで、
遅くてもだいたいお祭り二日目の10時には行かれるそうです。
というのも、こけしコンクールに出品し、受賞しなかったこけしはそのまま販売されるからなんです。
コンクールに出品するほどのこけしですから、工人さんたちにとってはとてもいい出来のこけしです。
そんなこけしを見たい場合には10時に行かないと全部は見れない。売れちゃうから(;’∀’)
わたしたちが到着したときは販売用こけしはスカスカでした(^^;)
工人さんによっては全部売り切れ(コンクールには一人につき5本まで出品できるんです)。
木地処さとうのこけしも誠孝さん、裕介さんのこけしは売り切れていました。美喜子さんのこけしも残り1本と売れ行き上々でした。
ありがとうございます♪
会場内には受賞したこけしが展示されていました。今年の最高賞を受賞したこけしはこちら。
土湯系の阿部国敏さんの作品です。福島県からの最高賞受賞は6年ぶりらしく、新聞でも紹介されていました!
ちなみにこの新聞、「福島民報」という新聞なのですが福島県の入賞者の名前も載せてくれているのです。
それゆえ英之さんの名前もあります!
小川工房に立ち寄ってくださったお客様が「新聞に載ってたよ~」と教えてくださり、
なんと持ってきてくださいました!(*^_^*)!
遅ればせながら、英之さんの受賞作品はこちら。
伝統こけしをいっぺんに見られる機会はあまりないし、わたしもとても刺激になりました。
主人は家族以外の工人さんと会って話すことができたのが嬉しかったようで、こういう機会を大切にしたいと申しておりました(*‘∀‘)
こちらは授賞式の様子。
大人になってから賞状をもらうことってなかなかないよなぁ~、わたしが最後にもらった賞状は何かなぁなんて考えながら授賞式を眺めていました。
わたしは…高校生のときの全日本吹奏楽コンクール金賞受賞が最後?あのとき賞状はもらったっけ?
…それにしても自分一人でもらったものではありませんね(;’∀’)
そして会場を出たところに顔を入れて写真を取ることができるこけしを発見!
顔出しを見たら必ず写真を撮っている友達を思い出して( *´艸`)
まずは主人に顔出ししてもらおうとカメラを構えたところに知り合いの方が通りかかり、「撮りましょうか?」と申し出てくださって、お願いしました!
わたしもうちょっとしっかり顔を出せば良かった…(+_+)
そんなこんなであっという間の鳴子でした。
鳴子温泉にはまだ入ったことがないので、ぜひ次は温泉にも行きたい!
鳴子温泉郷は源泉数400本、泉質9種類だそうですよ!!
そして紅葉は京都に負けないくらい、本当に本当に素晴らしいそうです。
温泉に入って、こけしを眺めて、鳴子系のこけしの絵付けもしてみたいものです☆
2016年9月7日 みやび