2011年07月

4ヶ月目のいわき

8日~11日まで、いわき市へ一時帰宅しておりました。
いろいろと用事もあって、2ヶ月に一度は一時帰宅しているんですが、一見していわきの街中は、震災前の生活を取り戻しつつあるように見えました。

でも実際は大きく変わってしまった部分もあることがわかりました。
一番大きく変わったのは、住民。
僕が住んでいる平地区は、福島第一原発から約40キロくらい離れた地域。
放射線量が高いといわれている、福島市や郡山市よりもずいぶん原発に近いんですが、いわき市の人口が急激に増えていました。

いわき市は震災前、人口は34万人でした。それが今は70万人に倍増しているんだとか。
理由は、放射線量が比較的低いいわき市に避難する方がたくさん居ることと、福島第一原発に勤務する作業員の方々がたくさんいわきに滞在していること。これで人口が倍以上になってしまっているんだそうです。

市内のビジネスホテルや、賃貸アパートは全て埋まっていて、新しく契約することはほぼ無理な状態。
僕は平の街中に一つアパートを借りていますが、そこの空き部屋も全て県に押さえられているんだとか。

人口が多くなっているということは、それなりに栄えている産業もあると思いますが、すでに閉めてしまったお店なども多く、以前のいわきとは大きく変化していることを感じました。

ここ数日、速報でもご存知かと思いますが、福島県浜どおり地区ではまた余震が増えていました。
速報ではわからないことなんですが、この余震がどうも不気味な余震なんです。
グラグラ揺れるんじゃなくて、一瞬ガクッときたり、ガタ!ガタガタ!と、断層がずれていることを感じさせるような嫌な揺れです。そんな中生活をしなくてはいけない住民のストレスは計り知れないと思います。

もう一つ、不思議な話を聞きました。
この夏、不思議な現象が起こっているんだそうです。
野菜が異常に大きく成長しているんだとか。それとある地域では蛍が大発生しているそうです。
今回知ったのはこの二つだけだけど、どうも放射能が影響しているんじゃないかとその友人は話していました。
もちろん科学的な根拠があって言っているわけではありません。でも原発から出ている放射能というもの自体が、よくわかっていない部分が多いと聞きますから、まったく無関係だとも言えません。

生まれ故郷に一時帰宅するのはとても嬉しいことでしたが、そんな心配なことも改めて感じました。

そんなこんなでまた製作が遅れていますが、明日からまた再開しますので、みなさんよろしくお願いいたします。