旅に出たい

最近少しずつコロナの話題も落ち着いてきていますね。
緊急事態宣言も蔓延防止等重点措置なども解除されて、わたしも出かけたい欲がむくむくしている今日この頃です。
ただ、ビビりなもんで💦 まだしばらくたぶんおとなしくしていると思います(笑)

そんなわけでその旅に出たい気持ちも本を読むことで紛らわそうと、こんな本を読みました。

江戸時代、江戸からお伊勢まいりに行く女3人の道中を描いた小説です。
時代もの小説も大好きでよく読みます。
江戸時代は今のように交通の便がいいわけではなく、徒歩で向かう道中はそれはそれはいろんなことがあっただろうなぁと想像するだけでもドキドキします。
東海道を歩く人たちも、はじめは知らない顔ばかりでも同じ方向に向かっているうちに顔見知りになり、一緒に歩いたりするようになるのかな、とか、行く先々の美味しいものをいただくのは楽しいだろうなとか想像しました。
歩いて旅をするのは時間的にも金銭的にも体力的にも大変なことですが、目的地にたどり着いたときの充実感たるや、ものすごいものがあるのでしょうね✨

お伊勢さまといえば、わたしは大阪の出身ですので、まず小学校の修学旅行が伊勢でした。
当時は伊勢のなんたるかも知らずにお土産物店をめぐるのを楽しんだことと、二見ヶ浦で夫婦岩の間から昇る朝日を見るために朝早くから起こされ出かけて行ったのに曇っていて朝日は拝めなかったこと、そんな思い出しかありませんが、この本を読むとそれが大変に申し訳ないことのように思えます(^^;)

伊勢は大好きでその後も何度か行きましたが、今度はまだ行ったことがないという夫と行ってみたいと思いました。
一緒に連れて歩くこけしを選ぶとしたら写真の福太郎(2寸)かなぁ。
江戸時代に徒歩で行かれた方々にも思いを馳せて次はじっくり伊勢を感じたいです。

 

そして今はこの本を読んでいます。

この本は表紙を見て読むことに決めました(笑)。
きっとどこかで絵付けされたこけしを表紙にしたんだろうな。
わたしも自分で絵付けしたこけしを横に置いて写真を撮ってみました。
『表紙がこけし』というだけでこけし屋としては嬉しくなるのです(*^_^*)

この本を書かれた酒井順子さんといえば「負け犬の遠吠え」ですよね。
負け犬の遠吠えも面白くて、それ以来わたしはこの方のエッセーのファンです。
今読んでいる「来ちゃった」は酒井さん自身の旅先でのことが書かれています。
読み始めたばかりですが、「へぇ~、行ってみたいな」と思うエピソードがたくさん。
旅に出たい欲を読書で抑えようとしているのにむくむく湧いてきてしまってます(”Д”)
もう少し読み進めると東北各地、いわきにも来られているようなのでそこを読むのも楽しみです。
それでは今日はここらで終わるとします!

2021年10月8日 みやび

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