こけしの郷便り

お彼岸こけし

今年も秋の彼岸をむかえました。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は暑さは控えめだったように思います。

 

この時期になると、ふと作りたくなるのは「彼岸花こけし」。試作(遊び?)程度に作ってるものですが、今年はちょうどおまかせでこけしの注文を受けてたので作ってみました!

お彼岸なのでちょっとお地蔵さんみたいにしました(^^ゞ 大きさは2寸。もっと大きい方が彼岸花の表現はやりやすいかも知れません。

 

三代目 英之でした。

福缶2018用こけしを製作中!

こんにちは!

 来年のお正月も、無印良品さんの福缶に木地処さとうのこけしが入ることになりました!

福缶とは、無印良品さんがお正月の福袋的に販売するお楽しみ缶で、中には全国各地の民芸品が何かひとつ入っています。他にもギフトカードなども入っています。

木地処さとうのこけしは初年度から入れてもらっていて、7年目になります。

夏頃から10月にかけて福缶こけしをたーくさん作るわけなんですが、ただ今製作の真っ最中です!

これはほんの一部。

この期間は他の作品はほとんど作っていないんですが、こういう時期には今の製作が完了したら次は何を作ろうかなとよく考えることができる時期でもあるんです。

そしてもう頭の中には次に作りたい作品のアイデアが出てきています(^o^)早く作りたい気持ちを抑えつつ、しっかりと作っていますよ!

三代目 英之でした。

ホームページリニューアルしました

こんにちは!

いつも木地処さとうホームページをご覧下さりありがとうございます。

お気づきの方もおられると思いますが、木地処さとうホームページはリニューアルしました!

主にスマートフォンで見ると大きくリニューアルされていることがわかると思います。

私どもの方からは、スマートフォンからブログの更新ができるようになりまして、今後はよりたくさん工房の様子やこけしのお話ができることと思います!どうぞよろしくお願いします(^o^)

今日はイヤホンジャックこけしを製作していました。真ん中に逆さまになった胴がみえますね〜。これはあるお客様から、イヤホンジャックの棒の部品が折れてしまったので、胴を作ってもらえませんか?というリクエストにお応えして作ったものです。

喜んでいただけるといいんですが〜!もう少々お待ちくださいね。

三代目 英之でした。

 

 

スマホ専用ホームページリニューアルのお知らせ

こんにちは!
いつも木地処さとうのホームページをご覧くださりありがとうございます。

木地処さとうホームページは、今月からリニューアルされました!
パソコンから見ていただいている方はほとんど変わりないと思うのですが、スマートフォン専用のホームページができたのです!
ぜひスマートフォンからもご覧いただければ幸いです。
とても見やすくできあがっています。

今後とも木地処さとうをよろしくお願い申し上げます。

三代目 佐藤英之

【京都市】コトコトこけし博2017に出品します

こんにちは!
今日はこけしイベントのお知らせです。

3月11日、12日に京都市で開催されるこけしイベント、「コトコトこけし博2017」に木地処さとうから作品を出品することになりました。
今年の新作の初挽き福こけしや、最新作桜こけしも実際に見てお求めいただけます!
また、全国からたくさんのこけし、こけしグッズなども出品されるようです。
お近くの方はぜひお運びいただければ幸いです。

イベント詳細
催事名:コトコトこけし博2017
日時 3月11日(土)~12日(日)
時間 10:00~18:00(最終日は17:00まで)
場所 GROWLYビルディング内特設会場 京都府京都市中京区西ノ京星池町214
入場料 300円  ★おみやげタオル付き (小学生未満は入場料無料)

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春の新作・桜こけしのご紹介

3月に入りました。
春はもうすぐそこまで来ていますが、暑さ寒さも彼岸までという通り、もう少し寒い日も続きそうです。

今日は新作こけしのご紹介です!
【初作】桜こけし3寸 英之作 1,620円
http://www.kijidaruma.com/shop/products/detail.php?product_id=1126

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木地処さとうのこけしにはいろいろな花が描かれています。
代表的なものは梅・椿・菊。レンゲツツジやあさひ菊などもあります。
前には秋のお彼岸時期にヒガンバナを描いたこともありました~。

意外と思われるかもしれませんが、桜の花はあまりなかったんです。
というのは、桜の花は淡い色合いなので、色彩のはっきりしたこけしにはデザインしにくかったり・・・という理由でした。

でも桜こけしはどうにかして作りたいと何年も考えてきて、ようやく形になりました!
おまけに小さくうぐいすも描いてみました。

3月中に製作可能な20体を初作とさせていただき、限定で販売させていただきます。
よろしければぜひ一足早い春を、桜こけしでお迎えください!

三代目 佐藤英之

おひなさま展のご紹介

2月になりました。今日はおひなさま展のご紹介をします!

3月のひな祭りに向けて、おひなさまは今が旬です。
木地処さとうでも1月中におひなさまの製作をがんばりました!
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おひなさまはぼんぼりや桜橘、飾り台など付属品が多いので製作にはいつもの作品より時間がかかります。
いつものことですが、仕上がった翌日にはお客様に発送することになるので、手元にあるのは1日くらいです。

今回はせっかくなのでぜーんぶ並べてみました。
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こうしてみると壮観ですね~。お客様のもとにすでにほとんどが旅立ちました。
ご予約をいただいていたお客様、順にお届けさせていただいておりますのでどうぞお受け取りください(*^^)

さて、いわき市内のギャラリーわづくりやさんでは「土・布・木・紙・ガラスの雛まつり15」が開催されます。
木地処さとうのおひなさまも展示されます。ご都合が良い方はぜひ見に行ってください!

催事名 土・布・木・紙・ガラスの雛まつり15
開催期間 2017年2月4日(土)~3月5日(日) 10時半~18時 水曜日定休
会場 ギャラリーわづくりや 福島県いわき市植田町南町1-2-14
連絡先 0246-62-4188
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初挽き福こけし

今日は「初挽き福こけし」のご紹介をいたします!
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こけし工人は1年間に1000本以上のこけしを作るのですが、その中でも新年一番最初に作るこけしは「初挽き」と呼ばれています。
 
木地処さとうは伝統こけし11系統のうち弥治郎系に属していますが、

毎年1月2日に、弥治郎系伝統こけし工人の中から選ばれた代表一人が、弥治郎村にある、小野宮惟喬神社(こけしを作るロクロを伝えた 神様を祭っている)の御前で、こけしを作り上げ、奉納するという神事を「初挽き」と言います。そして、この初挽きは一人の工人は一生に一度しか行うことができないとされています。

初挽き2010
平成22年初挽きの様子。佐藤英之工人

 
この初挽きの儀式に、二代目誠孝は1991年に、三代目英之は2010年にさせていただいております。
詳しくはブログ記事「初挽き2010」をぜひお読みください!
 
本家での正式な初挽きは一生に一度ですが、木地処さとうの工房内では毎年新しい気持ちで初挽きを行っております。
 
今回は、松の内(元旦~8日まで)に家族4工人がそれぞれ考えて作った初挽き福こけしを限定数ではありますが、特別価格で販売いたします!
 

工人の2017年への思いと力のこもった福こけしを、ぜひお求めください。

初挽き福こけしの商品一覧はこちらからどうぞ。

あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。
昨年中も本当にたくさんのお客様に木地処さとうのこけしを手に取っていただき誠にありがとうございました。

こけしは250年以上も昔から変わらない形、変わらない製法を貫いてきています。
時代が目まぐるしく変化していく中で、それを続けることが難しいときもありましたが、
なんとか努力を重ねることで今までこけしを作り続けることができています。

NHK連続テレビ小説べっぴんさんの中で、靴職人あさやさんが最後の靴を仕上げた後、
偽物を作られて悩んでいたヒロインに「本物を作る。それだけです」とかけた一言が心に響きました。
250年以上もの歴史の中で、自分たちがどれだけ本物と呼べるものを作れているのかは正直わかりませんが、
こけしができあがるまでのたくさんの工程をすべて心を込めてしっかりと作る。
これしか本物を作れる道はないと信じます。
工人が心を込めて作り上げたこけしは、安く販売することはできません。
でも手に取った方には暮らしの中でなにかお役に立てる作品づくりをしていきたいと心から思っております。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

【木地処さとう】工人一同

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墨をすること

こんにちは!

東北地方はまだ梅雨明けしていませんが、確実に暑い夏が近づいてきていますね。
こけし工房はもちろん暑い夏でもこけしを作っていますよ~。

今日は墨とすずりのお話。

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時々びっくりされるのですが、こけしの表情や模様を描くのにはすずりですった墨を使います。

いまどき手で墨をするんですか!!

そんな声が時々聞こえてくるんです(笑)
確かにね~。墨をするには20~30分くらいはかかりますし(季節や水量によって時間は変わりますが)、
なんといっても現代では墨汁が市販されていますから、そんな声もあってしかるべきかと思います。

でも、こけしにはすずりで墨をするのが一番なのです!
今日はそんなお話をさせてもらいたいと思います。

 言わずと知れたことですが、こけしは天然の木で出来ています。
木は種類や乾燥状態によって、適した墨の濃さがぜんぜんちがうのです。
柔らかい木には濃い目に墨をすらないとすごくにじんでしまいます。
逆に硬い木にはちょっと薄目にした方がしっくりなじんだりするんです。
また、木目によっても微妙に濃さを調節したりもします。

 さらにこんなこともあります。
例えばこれからの暑い夏の時期などには、墨は水分を奪われてどんどん乾いていきます。
乾いていくと墨は濃くなり、ちょうどよくしたつもりでも濃すぎてうまく描けないということが出てきます。
夏は筆先もすぐ乾いてしまうので、そちらにも細心の注意が必要なんですよ。

 そういったことに気を配りながらこけしを描いていくわけなんですが、それは墨汁では不可能ですよね。
だからこけし工人は必ず墨をすずりでするのです。

 こんな忙しい時代に悠長なことを・・・と思われるかもしれませんが、
墨をすっている時間はすーっと心が落ち着いたりして意外といいものなんです。
気持ちが忙しくなってしまった時には、墨をすってこけしの絵を描いてみるのもおすすめですよ!

三代目 英之でした。