こけしの郷便り

こけし展 木の香銀座 のお知らせ

みなさまあけましておめでとうございます(^^)
いつも木地処さとうのホームページをご覧くださりありがとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年最初のこけしの郷便りは、銀座でのこけし展のお知らせです。

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催事名:東北こけし展
場所:ウッドバーニングのお店 木の香
詳しくはこちらからご覧ください。
http://kinokablog.woodburning.jp/2014/12/post-76b0.html

宮城・山形・福島で活躍する6名の工人さんによるこけし展を開催します。
伝統的なこけしや、オリジナリティのある可愛らしいこけしが並びます。
その他にもこけしの書籍、雑貨なども展示販売いたします。
(工人の実演はありません)
 
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参加工人
 
* 柿澤 是伸 (鳴子系)
 
* 平賀 輝幸 (作並系)
 
* 木地処さとう (弥治郎系)
 
* 梅木 直美 (蔵王高湯系)
 
* 石山 和夫 (蔵王高湯系)
 
* 白鳥 保子 (蔵王高湯系)

木地処さとうからも多数出品いたしておりますので、どうぞ足を運んでくださいね。
では、どうぞ本年もよろしくお願いいたします。
 

お彼岸こけし

お久しぶりのこけしの郷便りとなりました。

暑い夏も終わり、気が付けばもうお彼岸ですね。暑さ寒さも彼岸までと言われますけど、東北にはその通り秋の気配を感じることができます。

今週は5日ほど嫁の里帰りに付き添うことになりました。
こういったときには、こけしをお土産に作ることにしているんですが、せっかくお彼岸だし、おもしろいこけしを作ってみました。

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ヒガンバナを描いたこけし!名づけて「お彼岸こけし」。
描いてみると割ときれいなんですよね~。

私はこうしてたまに遊び心で新作を作ったりします。1回きりで終わるものがほとんどです。
もちろん人気があるものは作り続けることもありますが、長年作り続けられるものはすごいなと、伝統こけしの偉大さを感じます。

今回のお彼岸こけし、喜んでもらえるといいんですが。
私の知り合いの方は、こけしが好きならお得ですね(笑)

三代目 英之でした。

 

特別注文品についてのお知らせ

 今日はよくお問い合わせいただく内容の中で、ホームページでは紹介されていない作品のご注文についてお話しいたします。

ホームページで販売されている作品はごく一部で、ブログのみで紹介されているものやホームページ内に写真だけが出ているものなど様々な作品があります。木地処さとうは誕生から100年を超えていますので、すでに自分たちも忘れている作品もたくさんあります(笑)

 こけしの製作は、ロクロを使って手作りするというごくごくシンプルなスタイルですが、機械製作では実現できない細やかな技術や、少量での製作ができるなど、現代には失われつつある良さが残っています。

 そんなことで、こんなこけしが欲しい!というお客様には「特別注文品」としてご注文をお受けする場合があります。
詳しくはお買い物ガイドに「特別注文品について」という記事を追加しましたのでご覧ください。

 これまでに特別注文品として作ったものはたくさんありますが、例えばこんなものがありました。
・オリジナルの木地を作ってほしい
・大きなサイズのこけしがほしい
・昔紹介されていたが、今は紹介されていない作品がほしい
・売り切れになっている商品がほしい
・先代の師匠のこけしを復元してほしい

などなど。実際には製作不可能の場合も多々あるんですが、思い切って言ってみてください!
私たちも新しい作品との出会いを楽しみにしています。

三代目 英之

伝統こけし 誠古型ロクロ

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こんにちは!三代目英之です。
すっかり夏本番となりましたね~。

私事で恐縮ですが、8月2日に誕生日を迎えまして、37歳になりました。
毎年誕生日の思い出といえば、暑い!ということが最初に来ます。なんだかんだ言いながら夏が好きです。

今日は誠さんの若い頃のこけしに挑戦していました。
伝統こけしを研究するのには、勉強になる文献がいろいろと存在しています。
この「らっこコレクション図譜」もその一つ。
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この中には有名な収集家の方のコレクションの写真が収められています。
こういった図録に、作品と共に作者の名前と製作年代が正確に記録されているのは、伝統こけしの一つの特徴ですね。


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誠さんのこけしも5点収められています。特に左の写真は名品と呼ばれているものの一つです。

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このこけしは名古屋の方の特注で、家族4工人で同じ型のこけしを作ってほしいというもの。
同じ型を見本に作っても、木地の形、ロクロ線のバランス、表情など微妙に違ってきます。
そこがまたこけしの良さですね。

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誠さんは34歳の時にこのこけしを作ったんだそうです。
昭和10年。時は第二次世界大戦に向かっていくさなかですね。どんな思いでこけしを作っていたんでしょうか。

暑い日が続きますが、みなさまお身体に気を付けて夏を楽しんでください!

 

【こけしの郷便り】若手工人兄弟

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こんにちは!三代目英之です。
今日は珍しく、兄弟で同じ部屋でこけしの描彩をしておりました。
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伝統こけしは、すべての工程を一人で行うのが基本。それが工人と呼ばれる所以です。
ですから、こうやって同じ部屋でこけしを描いていても、全く別のものを作っているわけです。
わたくしは3寸5分のこけし、裕介さんはねむりえじこを描いていました。

伝統こけしも後継者が少ない中で、うちは2人の後継者がいるのはかなり珍しいようです。
これからも頑張って行きますので、兄弟ともども応援して頂けたら力が出ますのでよろしくお願いいたします。

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これは先日ご紹介した、「誠旧型直胴椿」です。ようやく描彩を終えました。

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昨日製作中だったねむりえじこも完成!お待ちくださっているお客様、今日発送しましたのでどうぞお受け取りください(^-^)

木地処さとうは製作だけは土曜日もやっているので、明日は今週最後のこけしにかかります。
 

【こけしの郷便り】ねむりえじこ製作中

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こんにちは!三代目英之です。

本日はねむりえじこを作っておりました。
ねむりえじこといえば、わが工房の中ではとても人気が高い作品なんです。
特に今年は日生協のカタログでもトップで紹介されたこともあって、今までにないくらいの数を作ってます。

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ねむりえじこを作るときの変わったところといえば、かごに穴を掘る作業。
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木に思った通りに穴を掘るのは非常に難しい技術なんです。
木地処さとうでは、誠孝さんが美しく内側を仕上げることにこだわってきたので、弟子たちもうまくなってきました。

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きれいに仕上げたら、ロクロ線を入れていきます。
基本的には深い色から入れます。ここでは緑→紫→赤→黄。基本です。

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こんなことで、ねむりえじこの部品がそれぞれできました。
明日は顔と模様を描いて仕上げていきます。納期は明後日!あー忙しい(笑)

【こけしの郷便り】誠旧型直胴椿

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こんにちは!三代目英之です。たまには工房のお話をしたいと思います(^-^)。

木地処さとうは、主に誠孝さん、英之、裕介さんの3工人が日々こけしを作っているので、毎日いろんなこけしが出来上がっています。
裕介さんは時々「一点もの」でホームページでこけしを紹介しているので、近況が少しは伝わりますが、他の二人はほとんど紹介できていないので仕事してないんじゃないか!?と思われてしまうかもしれないので(笑) 時々ご紹介するようにしたいと思ってます。

この写真のこけしたちは、先週の間に出来上がったこけしの一部。
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どのこけしが誰作かわかりますか?わかったらかなりの木地処さとうツウです(^^;)


出来上がったらご紹介できたらいいのですが、何しろほとんどが注文品なので、出来上がったらすぐ発送。また作ってすぐ発送。
この繰り返しです。ありがたいことです。

ちょっと前から、ロクロのブログ略して「ろくログ」と題して、製作の様子を紹介したいとひそかに計画していたのですが、ろくログでは意味が通じないとの声が上がり、結局「こけしの郷便り」にしました。(ろくログっていいな!と気に入ってたんですがね・・・)

せっかくなのでわたくしの今日の製作の様子をどうぞ。
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これは右に見えるこけし「誠旧型直胴椿 3寸5分」の頭を作っているところ。
このこけしたちは、東京こけし友の会の例会で参加者へのおみやげこけしになります。
かなり前から注文されているんですが・・・今月中には納めたいところです!頑張ります。

ちなみにこけしの名前なんですが、難解な漢字が並んでいますが要はこういうことです。
「誠旧型直胴椿」=誠さんが晩年に作った、まっすぐな胴に椿が描かれているこけし という意味。
誠さんはご存知木地処さとうの初代。誠さんは年代によってさまざまなこけしがあるので、若い頃の「古型」、晩年の「旧型」に分けられています。

同じこけしをたくさん作る場合は、こうやって頭だけをまとめて作って、その後胴だけをたくさん作って、まとめて描いてまとめて仕上げる。
この形が一番効率よく作れるんですが、こんなにまとまった仕事はなかなかないもんです。

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ロクロで木を削り出すときに欠かせないのが刃物。一日中作っていると何回も砥石で研がなくてはいけません。
今日は4回~5回くらい研いだかな。一度に6種類くらいの刃物を研ぐので、結構大変なんですよ。
きちんと切れるように研ぐのも、大切な修行のひとつです。

まあこんなことで、たまに工房のようすも紹介していきますね!よろしくお願いいたします。

三代目 佐藤英之

 

【重要】消費税についてお知らせ

 いつも木地処さとうをご愛顧いただき誠にありがとうございます。

みなさんご存知の通り、本年4月1日から消費税が8%になりました。
木地処さとうでは世の中の様子を見て、必要な場合には消費税のご負担をお願いすることにしておりましたが、
5月12日から現在の販売価格に加えて8%の消費税を頂くことといたしました。

 消費税が導入されて久しくなりますが、木地処さとうでは今まで消費税は全く頂かないという形でやってまいりました。
しかしながら、私たちも社会の一部として活動している以上、無関係ではこれ以上進むことができないと判断した次第です。
お客様にはご負担をお願いする形になりますが、何卒ご理解をいただき、今後も木地処さとうにお付き合いいただきたくお願い申し上げます。

木地処さとう スタッフ一同

こけしの素、ミズキの仕入れ

今年の1月のことです。
こけしの材料のミズキを、群馬県吾妻から運んでもらいました('∀`)
こけしの素、ミズキの仕入れ


木地処さとうにお詳しい方は、なぜ群馬県からなのかはおわかりかと思いますが、東日本大震災で一年間群馬県渋川市に工房を一時移転した時に、群馬県の素晴らしいミズキに出会って以来、うちのこけしの殆どが群馬県産のミズキでできています。

どう素晴らしいかと言いますと、とにかくこけしにピッタリなんです。木肌がとても上品な白さで、ロクロ加工にもとてもよい感じ。
こけしの素、ミズキの仕入れ

そんなよい材料なのですぐにこけしにしたいところですが、残念ながらすぐには使えないんです。

木は自然が育んだ恵み。自然界にはルールがあります。まず最初にすることは皮むき。あまりきれいにむくと乾燥が早すぎてひび割れの原因になるので、半分くらい。
こけしの素、ミズキの仕入れ

その後井桁に組んで、夏くらいまで乾燥させます。さらにその後、風通しの良い保管庫に移動させ、ちょうどよい具合になるまで乾燥。太さによりますが、細いもので1年。太いものは2〜3年は使えません。
こけしの素、ミズキの仕入れ

ずいぶん気の長い作業ですね。でもここがこけしを作る上で最も難しく、重要な仕事だと言えます。木を扱う仕事は木と対話する心が養われます。うまく対話できれば、それだけいいこけしができてくるんじゃないかなと思います。
こけしの素、ミズキの仕入れ
 

今はまだ井桁に組み、簡単な屋根をかけている状態です。雨などが降ったあとは水分が多くなるので、次の晴れには木がその水分を出そうとするようです。その時に出るミズキの香りがとってもいいんです!伐採後も木は生きているんですね。

そんなことを感じるのも、こけしの仕事の醍醐味です。

三代目 英之でした。

posted by KetaiPost

消費税増税に関するお知らせ

いつも木地処さとうのホームページをご覧くださりありがとうございます。

まもなく4月1日から始まる消費税増税につきまして、お知らせです。

木地処さとうの製作する品につきましては、4月1日以降の世の変化の様子を見つつ、必要な場合には値上げをさせていただくことに致します。
すぐに値上げさせていただくわけではありませんので、焦ってお買い求めにならないようお気を付け下さい(笑)

送料につきましては、値上げを予告されておりますのでやむなく上げさせていただきます。
以下のようになりますのでご理解の程をお願いいたします。

定形外郵便の場合
※平成26年4月1日より、以下の通り送料が変更になります。
~100グラムまで 240円(変更ありません。送料140円+梱包手数料100円)
~150グラムまで 305円(5円の値上げ。送料205円+梱包手数料100円)
~250グラムまで 350円(10円の値上げ。送料250円+梱包手数料100円)
~500グラムまで 500円(10円の値上げ。送料400円+梱包手数料100円)

ゆうぱっくの場合
700円→710円 東北地方・関東地方・北信越地方・中部地方
800円→810円 北海道・関西地方・中国地方
1000円→1030円 四国地方
1200円→1230円 九州地方
1300円→1340円 沖縄県

作品の価格についてどうしても値上げが必要な際には、随時お知らせさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

三代目 佐藤英之