2011年03月

復興への第一歩

このブログの副題に、「英之のこけし修行記」としてましたが、まさかこんな形になるとは夢にも思いませんでした。

今日から、群馬県の赤城山で、木地処さとうは再始動しました。
ふるさといわきへの思いはとりあえず心の中に収めて、前を向いてがんばっていこうと思います。

さて、今日はそんな赤城山の一時移転先についてご紹介しましょう。

群馬県渋川市。赤城山の標高600mに位置するわが山荘。
ここからは榛名富士、子持山、遠くは北アルプスまで見渡せる絶景の場所(^ω^)
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とても不思議なご縁で、ここを借りられることになりました。
オーナーの方も快く仕事してもOKと許可してくださったので、心置きなくがんばれます。

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今日、いわきの本店から持ってきたこけしを展示しました!
雰囲気が違うとびっくりしました。みなさんぜひこけしを見にいらしてください☆

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裏にある小屋で、こけし工房を作りました。

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弟弟子の裕介工人が早速こけしを挽き始めました。
ロクロは1台しかないので、なかなか大変ですが当面はこれでがんばっていこうと思います。

とにもかくにも、私達なりの復興の第一歩を踏み出したということになると思います。
私達だけでなく、東北のこけし工人は大変な状況になっていると聞きました。
この時期は試練だと思います。ここを乗り越えられればきっと大きな力になるはず。

ぜひ赤城山にみなさん遊びにいらしてくださいね。
地図はこちら(オーケー牧場の近くです)

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東日本大震災の状況報告

大変ご心配をおかけしております、東日本大震災についてご報告を申し上げます。

木地処さとうの工房・自宅はいわき市平塩にあり、3月11日に発生した地震では大きな揺れを感じました。
こけしはもちろん全て倒れましたし、家財も倒れました。でも工房は無事で、壁にひびが入る程度ですみました。家族もみな無事でした。

今回大きな被害をもたらした津波についてですが、私たちの工房は海岸から約20kmほど離れていました。でもそこへ流れる夏井川から程近いですので、地震後すぐに高台にある中学校へ避難しました。

そこから長い避難生活の始まりだったのですが、東京電力第一原子力発電所の爆発があり、15日には会津若松市へ避難しました。しばらくはふれあい体育館という避難所にいたのですが、23日に高校時代の友人からご紹介いただいた群馬県にある山荘へ移動して、今に至っております。

原発は予断を許さない状況ということで心配です。
でもいわきでは月曜日から仕事を始めているところが多く、
(仕事らしい仕事にはならないと思いますが)力強く生きています。

そんな状況の中、こけしの仕事は被災地では難しいというのが現状で、
せっかくこちらに来たのですから少しここで仕事をしてみようと家族で決めました。
もちろんいわきが安全宣言となれば帰るつもりでおります。

 ここに来たのもとても不思議なご縁で、僕の高校時代の同級生がたまたま
行った蕎麦屋さんで知り合った方の別荘を借りることができたんです。
しかもここ渋川市は創作こけしの里だったのです。よく調べてみたら
祖父佐藤誠が昔、ここから30分くらいの群馬総社町というところで約8年間
こけしを作っていたことがあったそうで。

 これは人間の意志を超えたなにか大きなご縁がありそうな気がしております。
ここから佐藤家は不滅だという仕事をしていきたいと思っています。

今日は裏にある物置を片付けて、ロクロを据え付けました。明日から少しずつこけしを
作っていこうと思います。

現住所
〒379-1111 群馬県渋川市赤城町北赤城山460-204
携帯電話 090-3122-0102

イベント情報 コケノワ (byゴンバ社)

今日はイベント情報です。

こけしを愛する女子グループ「ゴンバ社」さん主催のイベントが開催されます。
先日ご案内状を頂いたのでご紹介します。

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ご案内状によると、
「伝統こけしや創作こけしのいろいろ
仙台・津軽のこけし旅レポート
こけしグッズ絵付けコーナー
オリジナルこけしグッズあれこれ・・・
かわいいこけしがさらにわんさか大集合!」

これは楽しみですね。
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日程は以下の通り。
2011年3月26日(土)~27日(日) 12時から19時
会場:アトリエ・ハコ(JR荻窪駅から徒歩7分)
連絡先 03-5397-6222

ご都合がよろしい方はぜひ足を運んでみてくださいね☆