こけし屋の嫁ブログ

最近の弟弟子

全国こけし祭りコンクールでの初入賞から2週間、わが弟弟子・佐藤裕介工人の近況です。

今週になってようやく報道各社への報告が済み、少しずつ取材の依頼も入ってきました。
昨日は最初に河北新報社の記者さんが取材に来ましたよ。すぐではないでしょうが、河北新報を取っている方はそのうち掲載になると思いますので見てくださいね。

記者さんも、何回も足を運んでいただくとこけしについても興味が深くなるようで、今回はかなり突っ込んだ話ができました。こんな取材だと私たちもやりがいがあるというものです☆

裕介工人は、画家時代には何度か取材を受けていましたが、こけし工人になってからは初めての取材。
自分の内に秘めた思いを言葉で表現するのは、工人にとってはとても難しいことなんです。
言葉を選びながら、時間をかけて話をする姿が印象的でした。

さて今日は祝日ですが、マイペースの裕介工人には世間のカレンダーなど無関係のようです(笑)
お昼頃から夕方まで、休憩を挟みながらこけしを挽いています。
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裕介工人の生活は普通とは違っています。一番違うのは夜。夜に絵を描いています。画家としての活動はライフワーク。深夜まで絵を描く。
日中も絵を描くこともあるのかもしれませんが、主に昼間はロクロに上がり、こけしを挽いています。
どうも「裕介時間」らしきものが彼の中で存在するらしく、途中ふいにどこかへ行ってしまったりします。
それは家族が見ていても予想がつかず、師匠の誠孝さんも自由にさせているようです。
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東京こけし友の会からの依頼で、おみやげこけしをたくさん作っているようです。
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毎日の積み重ねで、作るこけしの種類も増えてきました。花模様があるこけしが多いようですね。
その辺は僕が始めた頃と違う部分。僕は筆を使うことも初めてでしたから、花模様などは極力避けていました(笑) 僕の初期はロクロ模様が多かったんです。でもそのほうが普通だと思うんですが。

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おまけ。誠孝さんは、クラフト作家の仲間の依頼で、加工の仕事をしていました。
木を丸く加工すること自体が特殊技能ですから、こういう仕事も結構あります。
この木はタモ。いすの材料になるんだそうです。

以上、近況報告でした。