ずいぶん冷え込むようになりました~。
わたしは趣味でハープという楽器を弾くのですが、最近は寒くて指先の動きが鈍いです。そして弦にあたる指がいつもより痛く感じてしまいます。
さて、こけしの世界ではどうも日本手ぬぐいと濃密な関係にあるように思います。
こけし祭りでも記念品としてこけしの絵が描かれた手ぬぐいが販売されています(毎年こけしの絵柄は変わるようです)。コンクール入賞の記念品もこの手ぬぐいです。
そんなわけで佐藤家にはたっくさん手ぬぐいがあります。
せっかくたくさんあるから、何かに使えないかと考えて…
主人は仕事をするためにロクロの前に座り木を削っているとき、頭に手ぬぐいを巻いています。
(ちなみに頭に手ぬぐいを巻いて仕事をする工人は佐藤家では主人だけです。みんな帽子を被ったりしていますね。)
他に手ぬぐいの使い道は。
アイロンかけるときのあて布。埃除けのカバー? 他は…う~ん
・・・・。
と、手ぬぐいって意外に使い道を思いつかないんですよね。
そこで色の白いやわらかい生地の手ぬぐいは食器や野菜を拭く布巾にすることにしました。
(色の濃いものは生地が硬い気がします。)
日本手ぬぐいは両サイド切りっぱなしのため、洗濯するとほつれてくるので、これは最初に三つ折りにして縫い込んだ上で使っています。吸水性に富んでいるし、大きいので野菜の水気を取るのにも便利です。
そして先日鳴子のこけし祭りコンクールで木地処さとうでは前のブログでご報告したとおり、4工人が見事入賞いたしました。と、いうことは記念品の手ぬぐいは同じものが4枚。何かに使えないか?考えて考えて…そうだ!これだ!!と思ってチクチク手縫いして作ってみたのがこちらです。
そう、のれんです。なかなか可愛いものが出来上がりました(*^_^*)
木地処さとうの玄関を入ったところにかけてあります。
工房に来られた方は見てみてくださいね。
みなさま、手ぬぐいの使い道にこんなのがあるよ!というのがあればぜひ教えてください☆
2013年10月19日 みやび