いい季節になりましたね。
桜は咲き誇り、草木も芽吹きはじめ、ウグイスの声が響き渡る。
ウキウキとどこかに出かけたくなる季節です。
でも今年は状況が違いますね。
わたしたちは自宅(兼工房)で仕事をしているため、日ごろから家にいるのが当たり前で家にいることがそれほど苦になることはないのですが…。
小さいお子さんなどはそうはいかないですよね💦
先日お花屋さんと話をすることがあり、びっくりしたのですが、結婚式も延期になっていると聞きました。
なるほど、そうだよねぇと思いつつも結婚式こそ半年~1年くらいかけて準備するのに、状況が状況とはいえ本当に心が痛む話です。
わたしたちの工房でもコロナウイルスの対応として、当面の間、ご来訪をご遠慮いただくことといたしました。
申し訳ございませんが、ご理解くださいませ。
コロナウイルスが落ち着いたらまた工房へ足を運んで直接こけしを見ていただきたく思っています。
今月に入ってから、英之工人が「妖精 アマビエこけし」を発表しました。
それがこちら↓↓↓ 近くの神社で桜の花びらのじゅうたんの上で撮影しました!
アマビエは「疫病が流行した折りに自分の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ」と予言めいたことを告げたとして言い伝えられています。(Wikipediaより)
水木しげるさんも絵に残したそうです。
今回こうしてコロナウイルスが蔓延し、アマビエが注目されテレビなどでも紹介されているのをわたしも何度か目にしましたが、なぜか「妖怪」として紹介されているんです。
でもどこにも「妖怪だった」とは書いてないんです。
主人がアマビエを作ってたくさんの人に見てもらいたいと言ったとき、色々調べてみて、妖怪というよりむしろ神様のお使いみたいな感じだねと言うところから、こけしにするんだし、これは「妖精」にしよう!となりました。
妖精の方がかわいいし、こけしになる前のデッサンは本当に妖精のようにキラキラしていました。
多くの方に見ていただくということから、ツイッターやインスタグラム、フェイスブックといったSNSで紹介したところ、みなさん次々に広げてくださって、今はわたしたちの想像を超える反響があり、この反響はまだまだ続いています。
福島県でも少しずつ感染者が増えています。
わたしたちもウイルスに感染しないように手洗いや消毒を励行しています。
アマビエこけしをご注文くださった皆様にお届けするためにもウィルスに感染するわけにはいかないのです!!
引き続き感染しないぞ!という強い意志を持って、必要最小限の外出で乗り越えたいと思います!!
みなさんもくれぐれもお気を付けくださいね。
2020年4月9日 みやび