東北南部も梅雨入りしました。
昨日から今朝にかけてもかなり強い雨が降りました。
昨日も今日も肌寒くて、昨夜は一度しまった冬布団を引っ張り出して寝ました(^^;)
「6月なのにこの布団か~」と思いましたが、とても気持ちよく眠りました(*^_^*)
さて、そんな梅雨時期こんな風にこけしを飾るのはどうでしょう??
左から 福太郎2寸、誠型えじこ(椿)、おみやげこけし赤ロクロ3寸 いずれも英之作。
梅雨時期らしく、あじさいと傘を折り紙で作ってみました(*^^)v
また、赤ロクロのこけしにはレインコートを着せてみましたよ。
レインコートを着て傘を持ってお出かけ前の雰囲気を出したつもりです。
どうでしょうか??
福太郎くんが「僕にはこの傘大きいよ!」と傘から出たバージョンも。
色々考えるのは楽しいです!
さて、先月になりますが、2020年春出版予定の、東北のこけし文化の美を特集した書籍の取材を受けました。
東京オリンピックに間に合わせたい!と張り切って取材に来てくださいました。
なんでも英語で書かれる書籍で海外からの観光客向けだそうです。
出版されるのが楽しみです。
どんな風に紹介されるのかな( *´艸`)
以前にも ”KOKESHI FROM TOHOKU WITH LOVE” という書籍を出されたとのことで、今回その本をいただきました。
表紙は青森の阿保工人のこけしですね(*^_^*)
中は写真がいっぱいでとても見ごたえがあります。
工人さんがロクロで木を削る様子なども収められています。
どこかで見つけたら是非手に取って見てみてくださいね。
(ちなみにこの本には木地処さとうは掲載されていません。)
この取材、来てくださった方はこの本の著者の方なんですが、こんなようなことをおっしゃっていました。
こけしには余白というか、押し付けない優しさがあると思います。
例えばバービー人形なんかは、自分が元気なときは一緒に元気でいられるけど、
自分が落ち込んでいるときなどはちょっと強すぎるんです。
その点こけしは元気な時とか嬉しいときはもちろん、
自分に元気がないときでもそっと見守って励ましてくれる、
そんな優しさがあると思います。
わたしはこれを聞いてとてもとても納得しました。
「そう、それそれ!!それこそこけしの魅力だわ!!」って(笑)。
そんな魅力があるからこそ、こけしは今まで受け継がれて伝統になっているのでしょうね。
そんな優しさ溢れるこけしをこれからもお届けできたらいいなと思います。
わたしはそんなこけしを作る工人さんを縁の下で支えていきますよ~!
2019年6月11日 みやび