樹魂祭

日曜日は、今年で3年連続の参加となった「樹魂祭」でした。
樹魂祭は、地元の大国魂神社のお祭りです。

樹魂祭とは・・・
 大国魂神社では境内東側の鬼椿(おにつばき)、鳥居前の大杉、甲塚の八方睨みの松をご神木として永年お祭りを続けてまいりました。
 樹魂祭はこれらの御神木や神社の社はもちろんのこと、さらには各ご家庭の屋敷の木々の霊を慰め、風神・雷神の守りを祈り、私たちが神々の恵と、祖先の恩恵によって暮らしていることを感謝するお祭りです。
 木々がはるかな祖先たちの世から、人々と共に生きつづけて来たことを心静かに思い、そして木々の実生の若立ちがすくすくと伸びて、やがて子孫の世に継承されていくことを願うお祭りです。
ということらしい。

僕たちは天然の木を相手に仕事をさせてもらっているので、木のことについては常に考えているけれど、日本人のとってもすばらしいなと思うことの一つに、木に対する考え方がある。
日本人は古来から、樹木には神や精霊が宿ると信じ、特別視し続けている。これは普段は意識しなくても自然に植えつけられているもので、『ご神木』といわれると神聖な感じをなんとなく受けてしまうことからもわかる。
そういう意味で、僕も日ごろ木に流れるエネルギーについて考えることが多いけれど、今回はほぼボランティアながら、天然の樹木を扱っている者として感謝の気持ちをお返しする意味で、毎年参加させていただいています。

この日は所用で英之と裕介だけで参加。忙しすぎて写真がとれなかったのでΣ(゚ロ゚ノ)ノ
昨年の写真を数点紹介。
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2008年。初参加の時の写真。

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2009年。昨年の展示の模様。

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このお祭り限定で作られている、椿もち。ご親睦の鬼椿の葉を使っているんです。これが楽しみなのです☆

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毎年昔遊びコーナーは大人気です☆

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昨年までは、佐藤裕介もにがおえ専門。今年はこけし実演と平行だったので大忙しでした。
この日はお天気もよく最高の一日!また来年も楽しみです。



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