105*75mm(ハガキの半分くらい) ペンとインク 色鉛筆
ラトブの6階で行われた、海外の絵本の企画展に行って来ました。
本文は当然外国語なので、英語はともかく、フランス語やスペイン語、ヒンディー語、ハングルなどは残念ながら理解不能でしたが、丹念に描かれた物も多く、なかなか楽しめました。
今回の企画展の趣旨は、より高品質な作品に子供たちが触れられる機会を増やそうと言う普及活動の一環なのでしょう。
スタッフの方々の熱の入れ様も大したものでした。
日本文化の現状についての彼らの論は、あえてここでは書きませんが、芸術やメディアの精神性のあり方とその影響は、目に見えにくいながら重大なものがあり、その責任は大変に深刻だと、僕は思います。
2009年05月
うさぎと妖精
湖
F1号(ハガキの2倍程度) 鉛筆 水彩
読書日記(01)
『ハックルベリイ・フィンの冒険』 マーク・トウェイン 村岡花子訳
トム・ソーヤーの冒険は以前に読んだ事があったが、こちらは手元にはありながら中々読めずに長いこと埃に埋もれていた。
遅まきながらページを開いてみた印象は、前作(トム〜)よりずっと伸びやかに少年の心情や活躍を描かれていると言うこと。
読んでいて、非常に清々しく心地良い。
自分が死んだものと見せかけ父親の元から逃げ出し強かに生きるハックの姿には、憧れすら感じます。
現実に行うことが出来ないけど、憧れてるんですよね、心のどこかで。
ああいう、破天荒な生活。
ケータイやらネットやら、便利な道具を片っ端から全部捨てることが出来たら…、よっぽど幸せに慣れるのではないか。
まだ1/3くらいなので、まだまだ先が楽しみです。