4寸4分(約14センチ) ミズキ 作り付け 弥治郎系こけし工人、故大野栄治氏の作を模して制作したもの。 一般的なこけし製作では、頭と胴は別々に作り、最後に組み立てます。それに対しこれは「作り付け」といって、一つの木から全体を削り出します。 小寸の作品向きの技法ですが、独特の存在感が備わるように思います。 頭が取れる心配もありません。 一句『むしむしと 湿る風吹く 夏の夜』