日常の景色


 
『夜』
 
100*66mm 鉛筆
 
 
武道の言葉で、「千日を以って初心とし、万日を以って極とす」という言葉があるらしい。
千日といえば三年、一万日といえば三十年。
 
それ程ひたむきに、じっくりと取り組むことで、初めて見えてくる境地というものがある。
 
昔からある言葉らしいのですが、未来に光が見えてくるような、大変に力の沸く言葉に感じられます。
すっかり私の座右の銘の座となっています。
 
これは武道に限らないというのは想像に難くないでしょう。
絵にしろ歌にしろ、踊りにしろ。
 
更には掃除洗濯などの家事や、あらゆる陰の仕事についても、一生懸命三十年取り組めば、己の中に揺るぎない何かが築き上げられるのではないか。
それは煌びやかで称賛を浴びるような類ではないにしても、人として生まれた者にとっては比類なき価値があるのではないか…。
 
ともかく一万日です。
なにも焦ることはないです。
未来に夢を託して精進しましょう。
 
 
一句
『秋雨や  染み入る冷気の  青さかな』