誠古型ロクロ裾広


 
『誠古型ロクロ裾広』
 
4寸 ミズキ
 
 
私の祖父、佐藤誠が製作していた型を元に製作したもの。
 
私は祖父との面識はありません。
父も、殆どないそうです。
 
生前の祖母や、こけし愛好家の方の話から想像するしかない人物である祖父ですが、残された古品のこけしから、その人柄が見て取れるような気がするのは、物作りの面白さだと思います。
 
戦中の動乱に翻弄された人生の中、一際多様な作風を見せた工人だったようです。
 
 
一句
『駆け回る  肥えしねずみに  春を見る』
 
 
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