霞む時刻


 
『霞む時刻』
 
90*60mm 水彩
 
 
遅まきながら、映画の「アバター」を初めて観ました。
 
観終わってみて、なんとも切ない気分になるストーリーでしたね。
 
結局お互いに破壊しあう道を選び、流血の果てに刹那の安息を得た主人公たち。
事態は根本的な解決を見ず、未来永劫同じような争いを繰り返す運命にあるのでしょう。
 
同じような争いが現実に、過去にも現在にも絶えず存在している。
それを如何に考えるか。
 
その事を、強烈に問い掛けられたように思います。
 
大変見応えのある、良い映画です。
まだ観ていない方は是非…。
 
 
一句
『生い茂る  草に揺られる  夏の暮れ』
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