『東北森林管理局長賞』を受賞した、嘉三郎型直胴ロクロ8,5寸。
審査講評
『嘉三郎型こけしは、実は大変難しいこけしである。嘉三郎自体は決して器用な工人ではなく、むしろ茫洋とした大らかさがその魅力である。
現代の工人がこれをどのように継承するかはひとつのチャレンジである。
この裕介のこけしは忠実に嘉三郎の様式を踏襲しながら、全く自分の感性によって新しい嘉三郎型を創り出し得ている。
これは彼自身の成功した型と見ることもできるであろう。』
思いがけない大きな賞でしたが、光栄に思います。
今後ますます、制作に気が抜けなくなります(^_^;)。
煙る鳴子の山並み。
台風の影響があった割に、時々日が差したりと上出来な天気でした。
鳴子温泉街の足湯。
かなり熱いが、その後歩く足の軽さにビックリ(^^)。
一泊した鳴子観光ホテルの一室、その床の間。
当然こけしが鎮座しています。
静かな鳴子温泉駅。
いわきに帰り着いた頃には、すっかり空が焼けていました。