『轆轤模様』
8.5寸 ミズキ 自作ワックス仕上げ
例えば紙に水滴を落とすと、濡れた部分が暗い色に変化するように、浸透性のある油分を含むワックスを木地に含ませると、若干トーンが落ちたような風合いになります。
白く上等な木地に油を含ませるのには多少の迷いがありますが、落ち着いた雰囲気になるので、あとは好みで使い分ければ良いのだろうと思います。
また油分を加えてあげれば撥水性が増しますし、過度な乾燥からも守ってくれますので、保護性を考えても有効です。
一句
『早春や 変わり行きける 家の並み』