nira


127*90mm 鉛筆 水彩


一句
『冬の日や  静かな沼に  落ちる影』


新しい画材を買っても、すぐには使わない場合が多いんです。

大抵は数週間、長いと数年眠らせておいてから使います。


たいした意味はないんですが…、単に気が向かなくて使う気になれないだけで。



今日の絵には私には珍しく、マスキングインクを使っています。

塗るとゴム状に固まって、色を塗った後に剥がすと、その部分が白く残るという便利な代物。


例によって3年くらいほったらかしていたのですが、開けてみると見事に分離していました。

上澄みの、完全に固まっている部分を取り除き、攪拌したら問題なく使えたのですが…。


臭いんです(汗)。

鼻を突くような刺激臭を放っています。


何せ3年前の代物ですから、もともとそんな臭いだったのか、経年劣化で異臭を放っているのか、よく分からないのですが、使用に支障はなさそうなので捨てません。

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