久々のこけしの郷便りとなりました。今日は新工房計画をお知らせしたいと思います!
木地処さとうの工房は、1982年に現在の福島県いわき市平塩(以下平工房とします)に二代目の誠孝さん一人で始まりました。その後2001年に三代目の英之が加わり、後に四代目の裕介さんも加わりました。2009年には新工房誠孝舎が完成して、家族でこけしを作り伝えている工房として成長してきたと思います。
そして今年から、同いわき市小川町に新たな工房を作る計画が始まりました!
こちらも平工房と同様に自宅兼工房としてスタートする予定です。
新工房予定の小川町は、平工房と大きく違うところがありまして、大変豊かな自然に囲まれていることです。こけしを製作する環境としてはとてもよいところで、どちらかというと町の近くにあって便利のいい平工房と2つあることでよりよい作品作りをしていけると考えております。
新工房でまず最初の仕事は、併設の小屋を工房に作り変えることです。ここには電気も来てないし、元々が物置として使われていたところなので夏はとてつもなく暑く、冬はとてつもなく寒いことが予想されるので、その対策を講じることから。
とりあえず断熱材を手に入れましたがどうなることやら。とにかく手作りで作っていくのが木地処さとう流なのです。
できるだけ早く最初のこけしを作りたいと考えていますが、工房づくりも同じように楽しんでいただければ嬉しく思います。
今後共木地処さとうをよろしくお願いします。
三代目 佐藤英之