こけしの郷便り

山河之響の会

山河之響の会

山河之響の会 ~伝統こけし五人展~

平成22年12月12

山河之響の会 ~伝統こけし五人展~in 銀座

展示会詳細

日程 平成22年12月12日(日)~18日(土)
時間 10時~18時(初日は13時から。最終日は16時まで)
会場 東京銀座・ギャラリーセイコウドウ

銀座展特別記念こけしセットを限定販売。ご予約受付中です。

山河之響の会について

山河之響の会とは?ここで会のご説明をいたします。
山河の響の会が結成されたのは平成21年2月。
こけし工人有志が、系統を超え、お互いに協力し合う会として発足されました。

山河之響の会 結成時の趣旨

伝統こけしは、東北地方の「山河の恵み」によってもたらされたものです。そしてそれは、二百年以上も昔から営々と作り続けられ、現代に至っております。私たちは、伝統こけし作りを生業とし、「山河の恵み」を先祖から受け継いで伝統様式を守り続け、はや五十年を経ようとしています。そして等しく、現代の良い伝統こけしを後世に残さなければならないという使命感を持っています。
このような同じ考えを抱いている有志が個々に活動するよりも、「響き」合って協力すれば、より大きな力を結集することができるのではないかと考え、このたび「山河之響の会」を結成いたしました。
私が補足をすれば、会員のみなさんは伝統こけし界では名人級の腕を持った方たちばかり。コンクールでは最高賞を何度も獲得されている方もおられます。この名人たちが力をあわせてこけしを盛り上げてゆこうという画期的な会だと言えます。

山河之響きの会 会員紹介

山河之響きの会 会員紹介

会員は、荒川洋一(土湯系)・岡崎幾雄(蔵王系)・柿沢是隆(鳴子系)・佐藤一夫(遠刈田系)・新山左京(弥治郎系)の5人でスタートし、今年から佐藤誠孝(弥治郎系)を新たに迎えています。

会員について詳しくはこちらからご覧ください。

山河之響の会 これまでの活動経緯

平成20年 全日本こけしコンクールをきっかけに集まった5人のこけし工人有志が発起人となり、平成21年2月に山河之響の会を結成。
平成21年 第51回全日本こけしコンクールで、山河之響の会発足記念こけし5本セット(桐箱入り)を限定で発売。
平成21年 7月18日~20日 初めての「山河之響の会五人展」を栃木県那須町・諸国郷土民芸館で開催。
平成22年9月 佐藤誠孝を新たに会員として迎える。
平成22年 12月 山河之響の会五人展 in東京銀座ギャラリーセイコウドウを開催予定。

 

山河之響の会 銀座展

山河之響の会 銀座展

 

全員が内閣総理大臣賞受賞の名人級のこけし工人有志結成の会、「山河之響きの会~伝統こけし五人展~」が東京銀座で開催されます。
山河之響の会としては第2回の展示会となりますが、36年以上の工人歴を持つ5人の「響きあい」は大変価値があり、みごたえのある展示になると思われます。伝統こけし界を代表する名人の作を、この機会にぜひご覧いただければ幸いです。
どうぞ万障お繰り合わせの上ご来場くださいますようご案内申し上げます。

山河之響の会とは・・・

山河之響の会とは・・・

「山河之響の会」は、35年以上の経歴を持つ名人級のこけし工人有志が、系統を超え、お互いに協力し合う会として発足した会です

日程 平成22年12月12日(日)~18日(土)
時間 10時~18時(初日は13時から。最終日は16時まで)
会場 東京銀座・ギャラリーセイコウドウ

銀座展特別セットこけしのご紹介

銀座展特別セットこけしのご紹介

東京銀座での展示会開催の記念に、5人の工人が持てる技を結集したこけしセットを限定20セット製作いたしました。特製桐箱入りです。

特別セットこけしについて、詳しくはこちらからご覧ください。

 会場へのアクセス

会場へのアクセス

詳しい地図はこちらからご確認ください。

山河之響の会 会員紹介

蔵王系伝統こけし工人 岡崎幾雄(おかざきいくお)

昭和10年2月23日生まれ

平成13年第43回全日本こけしコンクールで2度目の総理大臣賞を受賞したほか各コンクールでも活躍している。
最近は平成16年の第50回全日本こけし祭りで最優秀賞の文部科学大臣奨励賞を受賞するなど現在も良い作品を作り続けている。
山形県こけし会の副会長を務めているほか、岡崎昭一や田中敦夫が亡くなり寂しくなった蔵王高湯系こけし工人会の重鎮としても活躍しておりこけし界の発展のために多大の貢献をしている。
(文・東京こけし友の会会報、河野武寛さん書から抜粋)

岡崎幾雄 岡崎幾雄こけし

岡崎幾雄工人のひとこと

先達より引き継いだ蔵王高湯系の伝統こけしを、多くの皆様に愛され、楽しんでいただけるよう、心を込めて製作し、みちのくの文化であるでんとうこけしが後世まで伝わるよう努力していきたい。

遠刈田系伝統こけし工人 佐藤一夫(さとうかずお)

昭和11年1月1日生まれ

佐藤一夫工人のひとこと

第45回全日本こけしコンクールで3度目の内閣総理大臣賞を受賞し、新山左京さんに次いで二人目の名人に推挙された名工です。
遠刈田においては由 緒ある吉郎平系10代目の木地挽きとして、伝統的な様式を技術と精神の両面から忠実に継承していきたいと思っています。さらに、現代性 を加味した伝統こけしのあり方を研究し続け、形態や描彩にそれを生かす努力を試み続けてまいります。(伝統こけし最新工人録・カメイ記念展示館発行より)

佐藤一夫 佐藤一夫こけし

さらに奥様の良子工人も活躍中で、平成22年全日本こけしコンクールでは内閣総理大臣賞を受賞。ご夫婦での最高賞受賞は史上初の快挙です。
その成果が作品に顕著に反映されるようになり、水準の高い作品は各方面から絶賛され短期間のうちに数多くの賞を得ている。
特に全日本こけしコンクール(白石市で開催)と、みちのくこけしまつり(山形市で開催)の両方で内閣総理大臣賞という最高位賞を獲得し、現在は両方のイベントで無審査工人という栄誉に輝き伝統こけし工人として現在に至っております。
第45回全日本こけしコンクールで3度目の内閣総理大臣賞を受賞し、新山左京さんに次いで二人目の名人に推挙された名工です。

土湯系伝統こけし工人 荒川洋一(あらかわよういち)

昭和13年11月13日生まれ

平成13年第43回全日本こけしコンクールで2度目の総理大臣賞を受賞したほか各コンクールでも活躍している。
最近は平成16年の第50回全日本こけし祭りで最優秀賞の文部科学大臣奨励賞を受賞するなど現在も良い作品を作り続けている。
山形県こけし会の副会長を務めているほか、岡崎昭一や田中敦夫が亡くなり寂しくなった蔵王高湯系こけし工人会の重鎮としても活躍しておりこけし界の発展のために多大の貢献をしている。
(文・東京こけし友の会会報、河野武寛さん書から抜粋)

荒川洋一 荒川洋一こけし

荒川洋一工人のひとこと

風吹けば 雨降ればで 欲張づ努めに励み
角張づ いつかを夢みて 思を忘れづ
(伝統こけし最新工人録・カメイ記念展示館発行より)

鳴子系伝統こけし工人 柿沢是隆(かきざわこれたか)

昭和15年11月10日生まれ

昭和30年4月5日に木地修業を始め、昭和36年7月27日よりこけしを製作している。 第2452号伝統工芸士。各こけしコンクール計70回以上受賞。
うち「内閣総理大臣賞」「通算商業大臣賞」「文部大臣賞」「農林水産大臣賞」「運輸大臣賞」 など大臣賞を計20回以上受賞している。

さらに奥様の眞里子工人・ご子息の是伸工人も活躍中です。

柿沢是隆 柿沢是隆こけし

柿沢是隆工人のひとこと

素晴らしい高橋勘治のこけしを心をこめて、精一杯作品に挑戦しています。
(伝統こけし最新工人録・カメイ記念展示館発行より)

柿沢こけし店のご紹介

柿澤こけし店は昭和45年に鳴子温泉・上野々に店舗を構えました。道路を挟んで店舗と工場になっております。
ご子息・是伸さんがホームページを開設しています。

弥治郎系伝統こけし工人 佐藤誠孝(さとうせいこう)

昭和22年2月22日生まれ

木地処さとうのホームページをご覧のみなさまにはおなじみ、二代目佐藤誠孝です。
平成22年から山河之響の会員となりました。
昭和47年8月1日より木地修業を始め、昭和49年5月1日からこけしを制作している。
初代誠型をはじめ、5人の師匠の作品を受け継ぎ、幅広く製作を行う。
平成15年に内閣総理大臣賞を受賞、他各コンクールで30回以上の入賞。
詳しいプロフィールはこちらからご覧ください。

佐藤誠孝 佐藤誠孝こけし

佐藤誠孝工人のひとこと

工房誠孝舎

誠、精志、嘉三郎、精助、栄治。それぞれの仙台の偉業とこけしの魅力を広く伝え続けることが、私の役目であると思います。
(伝統こけし最新工人録・カメイ記念展示館発行より)

平成14年より、妻美喜子工人、長男英之工人がこけし工人に。平成21年からは次男裕介工人も加わりました。
平成22年にはオープン工房誠孝舎も完成
ご来訪をお待ちしております。

こちらの地図で場所を確認できます

遠刈田系伝統こけし工人 小笠原義雄(おがさわらよしお)

昭和11年1月22日生まれ

昭和27年遠刈田の緑川木工場(専ら新型こけしを作っていた)に入り木地修行を始めました。ここに5年勤めた後、佐藤今朝吉さんの工場(3年)、白石の斉藤木工(4年)、仙台の佐藤正広さんの工場(5年)で新型こけしの白木地を作ってきました。いざという時のために自動車の大型第2種免許、特殊車両の免許も取ったそうですが、こけし一筋で一度も免許証のお世話になったことはないということです。

 昭和41年、朝倉英次さんが体調を崩して、木地を挽くことができなくなってしまったので、白木地を供給するようになり、これが縁で昭和44年から英次さんについて本格的に伝統こけしの描彩を習うようになりました。昭和48年に独立。
(東京こけし友の会ホームページから抜粋)

小笠原義雄工人のひとこと
こけしの材料もみずきにこだわらず、椿、欅、えんじゅと色々と材料を替えて作り、また師匠の型だけでなく、本人型のこけしを作って行きたいと思っている。

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肘折系伝統こけし工人 鈴木征一(すずきせいいち)

昭和19年11月17日生まれ

征一工人は昭和47年より奥山庫治工人のもとで木地修行を始め昭和53年よりこけしを製作する。おみやげこけしは本人型で面描10種類と胴模様は肘折の撫子、奥山喜代治工人の菊、遠刈田の菊です。奥山運七工人の面描を思わせる見事な出来栄えのこけしです。征一工人は本人型のほか、奥山運七(平成14年11月のおみやげこけし)・喜代治型を追求されている。肘折温泉で肘折系の伝統こけしを守り続ける唯一の工人です。現在(2月上旬)肘折温泉は除雪で大変と言われていました。(東京こけし友の会ホームページから抜粋)

鈴木征一工人のひとこと
肘折系伝統こけしをしっかりと伝えてゆきたいと思っております。

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ラジオビタミンで紹介されました

本日10月1日正午前。NHK第一のラジオビタミンで紹介されました!

ラジオビタミンといえば、一日に500通も投稿があるラジオ業界屈指の番組。もちろん全国放送。NHKワールドも加えれば全世界に放送されます。
読み上げてもらえたらいいなと思い投稿しておいたものが、なんと電話までかけてきていただきました!しかも6分間も割いていただいて。感謝です☆
毎日ラジオから聞こえてくる、村上アナウンサーと神埼ゆうこさんと直接お話して、緊張のあまりうまく話すことはできませんでしたが。かろうじて家族が録音してくれていたものがありましたので、聞いてみてくださいね。ついでに全国こけし祭りの写真をスライドショーにして動画にしてみました。

読売新聞に紹介されました

火曜日の読売新聞に、全国こけし祭りコンクールの受賞に関する記事が掲載されました。

福島県内のみしか見れないかもしれませんので、ここで紹介しますね。
他にも近日中に福島県内の新聞などには紹介されるかもしれません。

読売新聞に紹介されました

本日発売の雑誌「nid」に掲載された

本日発売した、日本国内の手仕事・工芸品を紹介する雑誌「nid」。
興味がある方は知っているかもしれませんね。
今日17号が発売になっているのですが、その中に木地処さとう製のこけし印鑑が掲載されております!本屋さんに行かれた際はぜひご一読ください。

このnidという雑誌、とにかく国内の手仕事品を徹底して紹介している。
こけしも一部あります。ほかに漆器から焼き物、布製品や鉄器まで幅広い。
その中にはスタンダードのものから、作家が現代の使い方に合うように工夫した作品まであって、とても興味深いものがあります。

nid

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こけし印鑑が取り上げられました

その中に、こけしが印鑑になったこけし印鑑が取り上げられました。2ヶ月くらい前から話は進んでいたんですが、ようやく本日お披露目。ご興味がある方はぜひ見てくださいね(^ω^)

 

たいらの逸品2010に紹介されました

朝日新聞に紹介されました

たいらの逸品2010に紹介されました

わが木地処さとうがあるのは、福島県いわき市平なのですが、平というのはいわき市の中心。
平の商店街が一丸となってここ数年がんばってる、「たいらの逸品」に、木地処さとうのこけし印鑑が紹介されました!
木地処さとうのこけし印鑑、お名前の彫りはここ「高根沢印舗」にお願いしているのです。
高根沢氏は伝統的な彫りにちょっとした遊び心もあるとても素敵な彫りをしてくれます。
高根沢印舗では、象牙やつげなどの本格印鑑から、自分のオリジナルにできる「遊印」、ゴム印など幅広く楽しめます。
木地処さとうのこけし印鑑も取り扱ってもらっています!
長年のお付き合いの特約で、一般販売価格より格安でお求めいただけます。

いわきに電車でこられた方、いわき駅からすぐですのでぜひお近くの方は寄ってみてくださいね☆
高根沢印舗へのアクセスはこちら

 

初挽き2010

平成22年1月2日。僕たちの本家がある弥治郎で、初挽きが行われました。毎年催されている神事なんですが、今年は僕が指名されて行ってきました。
詳しくお話したいと思いますが、地元で「高橋新聞」という個人の新聞を発行されている方から、初挽きの原稿を依頼されたので、せっかくなのでそれに添ってお話を聞いてほしいと思います。

こけしってなんだろう。

そんなことを考えながらこけしを作りつづけて、今年で9年目を迎えようとしています。
僕は福島県いわき市で伝統こけしを製作している佐藤英之です。
僕の父も、祖父もこけしの作り手です。つまり僕は三代目なのです。毎年1月2日、初挽きというこけしの神事があって、今年は僕が指名されました。それについてお話します。

祖父と父

初代、祖父誠は、福島県伊達市の生まれ。農家の次男だった祖父は、9歳のときに奉公に出されました。奉公先は山一つ越えた、宮城県白石市弥治郎村の小倉さんという代々こけしを作る家でした。
農家と兼業だった小倉さんの家に小僧に入り、数年は農業と子守の日々。9歳の子供にきっとつらい試練だったと思います。そんな生活の中、次第にこけしを作ることも学び、成人する頃には弥治郎でも腕利きの工人となりました。
その後弥治郎を離れ、いわきで独立。様々な変遷を遂げましたが、祖父は名人と呼ばれる工人となり、亡くなる寸前までこけしを作り続けてこの世を去りました。
そんな祖父に憧れ、父は夢を実現した外国船の機関士をやめて、こけしを作るようになりました。
祖父が亡くなった後に独学でこけしを習得して、僕たち子供4人を育てるのは大変なことだったと今思います。特に大学まで出してもらった僕は、両親にもこけしにも感謝しています。

19年前の初挽き

19年前の初挽き

僕が13歳の頃、父は初挽き工人に指名されました。
初挽きとは、毎年1月2日に、弥治郎系伝統こけし工人の中から選ばれた代表一人が、弥治郎村にある、小野宮惟喬神社(こけしを作るロクロを伝えた 神様を祭っている)の御前で、こけしを作り上げ、奉納するという神事です。一人の工人は一生に一度しか行うことができないとされています。11系統ある伝 統こけしの中でも、工人数が多いと言われる弥治郎系の中で代表に選ばれることも大変なことです。

今から19年前。父は43歳。若かったです。そして髪も多かった(笑)
母も当時36歳。家族全員を連れて初挽きへ行った父の思いは今思うとよくわかります。一生に一度の舞台を家族に見せたかったのに違いありません。 でも子供たちはその大事さはよくわかってはいなかったと思います。もちろん僕は、自分が未来にその儀式を受け継ぐとは夢にも思っていませんでした。

 今年の初挽き

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僕は24歳の時にこけしの道へ入り、8年半がたちました。
そして今年、初挽き工人に選ばれました。その未来がやってきたのですね。
僕たち家族6人は当時のことを鮮明に覚えています。迷わず家族全員で行くことに決めました。
家族全員ノリノリです(笑)まるで父はこのときのことを想定して当時家族みんなを連れて行ったような気がしました。
当日は予想通り、弥治郎は大雪が降ってました。
いわきは年間に1、2回程度しか雪が降らない温暖な気候なので、雪道にはお手上げです。高速も通行止め。なんと雲行きのあやしいスタートだと僕はなんとなく不安になりました。
ですが19年前の子供たちとは違いますね。運転はおまかせ!というドライバーが4人。雪道には慣れてはいないけど、問題なく下道で現地へ。19年前は自分しか運転手がいなかった父は大変だったと改めて思いました。

 今年の初挽き2

現地到着すると、やっぱり大雪が積もっていてすごく寒かったです。こけしを作ること自体は、普段からやっていることなので問題はありません。問題なのは、この寒さと、本家の先輩方が見ているという緊張感です。普段イベントで行う、お客様を目のまえに実演するのとはわけが違います。
いつも仕事をするときに思うことですが、こんな緊張状態になった時ほど、時間がかかってもいいから一つ一つの作業をていねいにやろう。こけしは出 来上がるまでほんとにたくさんの工程があって、一つでも失敗すれば、やり直しのきかない初挽きではトラブルになってしまうからです。急がば回れ。それしか ありません。

今年の初挽き3

予想の通り、緊張と寒さでいつもどおりには出来ませんでした。天気はよかったですが、雪が吹雪いている中でこけしを作るなんて!きっと最初で最後だと思いました。
履いていた足袋にしみこんだ雪が、風で凍るのを感じました。これが辛かった・・・足先の感覚はほとんどありませんでした。

そんな状態でしたが、時間をかけて焦らないことだけを心がけて、ある程度思っていた具合のこけしができました。家族と、祖父、祖母が後押ししてくれたような気がしました。最高のスタッフに守られて、その時できる最高の仕事ができた。そう思います。

初挽きを終えて

初挽きを終えて

今回の初挽きほど、自分が伝統を受け継いだと強く認識したことはなかったと思います。
祖父が幼少から10年以上修行を続けた地で、19年前に初挽きでこけしを挽いた父。そして今年、その約束の地で、同じ衣装を身につけて、同じこけしを作った三代目の僕。伝統こけしってやっぱりすばらしいと思いました。
後継者不足で存続があやぶまれている伝統工芸。
親から子へという受け継がれ方が軽視されてしまっている現代ですが、静かに受け継がれることが大切な文化が日本にはあると思います。
ありがたいことに、僕たちは三代続けてこけしを作り続けて、今は母と弟を含めて4人で活動を続けています。こんな風に家族で仕事をつないでいけるんだ、と少しでも見直してもらえたら、本当にうれしく思います。
こけしってなんだろう・・・こけしは人と人をつなぐ暖かい笑顔。今そんな風に感じています。

 

こけしサンタのクリスマスツリー、展示が始まりました

こけしサンタのクリスマスツリー

12月4日から、東京ミッドタウンでこけしサンタのクリスマスツリー展示が始まりました。
僕たちも家族で6日に行ってきました!前にもお話しましたが、このツリーに使われているこけしサンタはわが木地処さとう製なのです。

ミッドタウン ミッドタウン イルミネーション
東京ミッドタウン着。いわきからは2時間ちょっとで行けますが、六本木はすごい都会。人もいっぱいいる~Σ(゚ロ゚ノ)ノ   そして夜はミッドタウン・イルミネーションですよ。これは表の公園部分なんですが、すっごくきれいでした!
他にも館内・外にクリスマスイルミネーションが盛りだくさん。
体験 体験 体験
11月21日から約1週間、サンタ作りイベントが同ミッドタウンで行われたんです。
写真はお客様から提供していただいた体験の様子。かわいらしいオリジナルサンタがたくさんありました。
コケシツリー コケシツリー コケシツリー
コケシツリー コケシツリー コケシツリー
最上段に飾られたこけしは一風変わったものも。こういうイベントをすると必ずかわりだねを作ってしまう人たちがいますね(笑)おもしろかったものをご紹介しましょう。
大木 バイキンマン ジャマイカ
これはすごいΣ(゚ロ゚ノ)ノまさに秋田県木地山系こけし!そうとう通な方が造ったに違いありません。僕たちでもいきなり木地山のこけしを描けって言われてもここまでできません。 バイキンマンサンタ。 これはジャマイカサンタ!顔もどこかロックな雰囲気ですね。
大木 僕たちがデザインしたクリスマスこけし まりもっこり
胸に「大木」と「おかだ」って書かれたのが面白かった。 僕たちがデザインしたクリスマスこけしも2段目に発見! ドラえもんやキンニクマン、まりもっこりには驚いた(笑)