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こけしの組み立て

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こんにちは!三代目英之です。
東北地方もついに梅雨明けを迎え、夏本番。先週末くらいからすっごく暑くなってきました。

夏のこけし作りは大変なこともいろいろありますが、その一つに「墨」の問題が出てきます。
すずりで墨をするわけなんですが、夏はその暑さと風で、すぐに墨が乾いちゃいます。そしてまたする。ちょっとしたらまた乾いてる!
こんなことの繰り返しです。

さて、今日のろくログですが。
先週作っていた「誠旧型直胴椿」。もう一度ロクロにかけてろうを塗って、あとは組み立てるばかり。
こけしの頭と胴の組み方には数種類あります。今回のこけしはその中の「さしこみ式」と呼ばれるもの。

さしこみ式は、頭と胴の両方に穴をあけておいて、別に用意した棒で組み立てる、シンプルなものです。
写真はもうすでに胴に棒を差し込んであります。

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胴から出てる棒を、頭の方の穴に差し込みます。この時、特に頭に傷がつかないよう細心の注意を払います。
わたくしの祖母(つまり誠さんの奥さん)は、かつて「仕上げのバカヤロ」とよく言ってました。99%上手に作っていても最後の一手で台無しになるという経験は、工人ならだれでも経験していることでしょう。そんなことを一言で教えてくれたんですね。

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そんな祖母のことを思い出しつつ、無事に40体完成しました!

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東京こけし友の会のみなさま、あともう1種類40体作ったら完成です!