伝統こけし こけし印鑑製作工房 木地処さとう こけしblog
2010.04.08 こけしの材料を準備する仕事。『水木の皮むき』
これは2年前に、アメーバでのこけしブログで書いた記事を再編集したものです。
大切な内容なので、改めてご紹介したいと思います。
こけしは自然の木でできています。
木は私たちにとって大切なものです。
木をこけしにするまでに、最初の大切な仕事を紹介します。
こけしの材料を準備する仕事。『水木の皮むき』。
ミズキは最もポピュラーなこけしに使う木です。
冬に伐採されたミズキを、これから皮をむいて約1~2年間乾燥させます。
大仕事ですから、家族の男性は総出の作業です!
皮がむけたら材料置き場に運び、逆さに立てて1~2年乾燥させます。
この運ぶ作業が大変です。なにしろ重いものになると200kgもあるんですよ!
こうして時間をかけて乾燥させて、こけしの材料は出来上がっていくのです。
材料を準備するのは、ものすごい重労働です。
でも、こういう目に見えない地味な作業がとっても大切です。
完成されたこけしの後には、ロクロや描彩の目立つことだけでなく、
こういった時間と手間のかかる仕事があることを知っていただけたらうれしく思います。
ここまでが当時書いた内容です☆
その水木が、今年の初めからはこけしに使えるように乾燥が完了しました!
今製作しているこけしは、主にこれらの水木を使っています。なんだかこれだけでも感慨深いですね☆
この記事へのコメント
「木偶の棒」の名の通り、最初はただの「材」だったものが挽かれて顔描きされたら「人形」に大変身!…本人?は「本日只今誕生♪」という気(木)なのでしょうか。…仏師の方々はしばしば「我々が木を形づくるんじゃなくて、御仏が木の中にお住まいなのだ」と言われますが、こけしもひょっとすると「元々木の中に住んでいる」のかな?と、時々思う私です。…過去現在のすべての木地屋さんはどの子も真心を込めて作られたに違いないのですが、自分といつでも気(木)の合う子とそうでもない子が居たりするあたり、当然なような不思議なような…???
こけしこけ子さん☆
元々木の中にこけしがいて、それを工人が削りだしてあげるっていうことはよく言われることですが、本当にそうなのかもしれませんね。私たちはそういう意味でも、大自然が生み出した木で仕事させてもらっていることに感謝を忘れてはいないと思っています☆
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